<NIGEL CABOURN>NEW BASIC T-SHIRT - CHUSEN DYE
5.6オンスのオープンエンドコットンを両面ハーフフライス織にし、定番のベーシックTシャツをより頑丈な生地感にグレードアップしました。
柔らかな曲線が特徴の袖の繋ぎ目は、40年代のビンテージウェアに見られたフリーダムスリーブというディテールで、腕を自由に動かすことができるように考えられています。
適度な堅さを持たせることで、汗をかいてもベトつきの少ない、さらりとした爽やかな肌触りを実現しています。
また厚みをもたせ頑丈に仕上げられているので長期の着用や繰り返しの洗濯にもよく耐えます。
脇線に縫い目を持たない丸胴のボディで着心地にも考慮しています。
首元のリブ部分はその伸びにくさに定評がありますが、旧型よりさらにこだわって作られています。
ポケット部分には40年代のドイツ軍のウェアに見られるメタルボタンを使用するなど細やかなディテールにもこだわりが見え隠れしています。
主に浴衣や手ぬぐいなどに用いられることの多い注染は、明治時代に日本で生まれた技法です。布の染めない部分に糊を施し、乾燥後に染める部分は土手で囲み、その土手の内側に薬缶で色を注ぎ入れます。
この工程のほとんどは職人による手作業で行われるため、一枚一枚がオンリーワンの趣のある柄に仕上がります。一点物の茶器を愛でるように愛着が湧くアイテムとなることでしょう。